所在地: | 福岡県 | ||
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病院形態: | 民間(病院・企業等) | ||
募集職種: | 看護師 | ||
看護師数: | 260名 | 病床数: | 389床 |
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【TENRYO with ~共に創り、共に育ち、共に働く~】
救急・急性期から回復期・訪問看護まで、患者さんと長くかかわる看護を。
人気のローテーション研修など経験・可能性を拡げる"共育"を重視。
病院公式採用サイトにて先輩看護師インタビューを多数掲載中。ぜひご覧ください!
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最新イベント情報(2025/05/26更新)
Yさんさん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
入職後は急性期病棟へ配属されましたが、体調を崩し、現在は腎センターに所属し、外来透析患者さんの看護や、透析導入予定の方への説明・支援、シャント造設術やPTAの介助などを担当しています。異動してからは、少しずつ心と体に余裕が生まれ、自分自身を客観的に見つめ直せるようになりました。あるとき教育担当の先輩から、「向き不向きは誰にでもある。私はこれが得意で、これは苦手だなって、自分で理解していくことも大事だよ」と声をかけてもらい、ふっと肩の力が抜けた気がしました。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
就職先を選ぶうえで私が大切にしていたのは、病院の雰囲気と教育体制です。大牟田天領病院が掲げていた「共に学ぶ=共育」という新人教育の方針に強く共感し、ホームページや先輩方のインタビューを見ながら、「いつか自分が先輩になったときには、後輩と一緒に成長できる存在でありたい」と思うようになりました。さらに、地元の熊本から通いやすい距離だったことも大きな決め手になりました。今は一人暮らしをしていますが、福岡市内や熊本市内へのアクセスも良いため、休日には友人と出かけたりして生活のしやすさも実感しています。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
病棟配属後も、月に1回の集合研修で同期と近況を報告し合ったり、悩みを共有したりしながら、共に学ぶ時間が多く設けられていました。現場では、アソシエーターやプリセプターに加え、病棟全体で新人を支える風土が根付いています。月1回のカンファレンスでは、できたこと・できなかったことを先輩と一緒に振り返り、次の目標を立てていくことができたので、とても心強かったです。技術的なことにも挑戦しやすく、「失敗しても大丈夫」と思える環境があったことは、私にとって大きな支えでした。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
新人看護師向けに『ローテーション研修』があることです。急性期病棟だけでなく、回復期や訪問看護、腎センターなど、さまざまな部署を経験できたことは、患者さんの経過を多角的に捉える力につながったと思います。たとえば、急性期で担当した患者さんが、その後どんな支援を受けながら在宅に戻っていくのか─退院後の看護やリハビリの現場を見ることで、「退院支援」の重要性や、今の自分の看護がその先の暮らしにどうつながっているのかを実感できました。これは、今腎センターで働くうえでも大きな糧になっていると感じています。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
入職してすぐは、初めてのことだらけで大変だと思います。でも、初めてのことはできなくて当たり前です。失敗しても大丈夫。コツコツと続けていけば、少しずつできるようになっていきます。わからないことや不安なことがあれば、焦らずに周りの人をたくさん頼ってください。たくさんの人に支えてもらいながら、「自分らしい看護のかたち」を、少しずつ見つけていってほしいと思います。
入職1年目の頃に苦労したことなど、新卒のころ大変だったことについて教えてください。
入職後は急性期病棟に配属されました。急性期ならではのスピード感や業務の多さに圧倒される毎日で、理想としていた「患者さん一人ひとりに丁寧に向き合う看護」がなかなか実現できず、悩む日々が続きました。「顔を拭いてあげたい」と思っても業務に追われて後回しになることも多く、ケアの優先順位の立て方にも苦労しました。「先輩も同期も頑張っているから、自分も頑張らないと」と無理をしすぎてしまい、次第に心身ともに余裕がなくなっていきました。ついには体力の限界を迎え、体調を崩してしまいました。※次のQへ続く
貴院の強みやPRポイントについて教えてください。
そんな私を見て、上司は「もう少し落ち着いて働ける環境で、心と身体を元に戻そう」と、腎センターへの異動を調整してくださいました。休職中も、看護部長や副部長が面談の時間をしっかり取ってくださり、「今はしっかり休んで、また元気になって戻ってきてね」と温かく声をかけてくださいました。無理に復帰を急がせず、私自身の気持ちに寄り添ってくださったことは、本当に心強かったです。また、急性期病棟で教育担当をしてくださった先輩が「一緒に2年目も頑張りたかったね」と涙を流してくださったことも、忘れられない思い出です。
今後の目標や、目指している看護師像があれば教えてください。
これからは、リーダー業務にも挑戦していく予定です。まだまだ不安もありますが、業務を一人で抱え込まず、周りをよく見て、必要なときに手を差し伸べられる看護師になりたいと思っています。誰かが困っているときに、自然と声をかけられる存在に。そんなリーダー像を目指して、自分のペースで一歩ずつ前に進んでいけたらと思います。