募集職種 |
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病床数 | 1211床 | ||
外来患者 | 864名 | 入院患者 | 1163名 |
看護体制 | 施設により異なる | ||
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国立ハンセン病療養所は、厚生労働省が管轄する国立の医療機関です。
北は青森から、南は沖縄県宮古島まで全国13施設あり、「入所者の方が安心して豊かな生活ができるよう」に医師、看護師、介護員等多職種が連携し、それぞれの地域に根ざした療養環境を提供しています。
入所者の方は、ハンセン病の後遺症である視覚障害・知覚障害や運動障害、高齢に伴う様々な合併症を持ちながら生活しています。入所者の方々の平均年齢は86.3歳です。(令和2年5月現在) 私たちは、高齢になられた入所者が、「辛いこともあったけれど、生きていて良かった。」と時折はなしてくださる言葉を励みに、人生の最期の時までその人らしくよりよく生きるためのケアを考え続けています。 豊かな自然に恵まれた療養所の敷地内には、入所者が植え、大切に育てた木々や草花もあちこちにあり、四季折々に目を楽しませてくれます。そのあたたかな景色と入所者の笑顔の中で共に成長していく仲間を心からお待ちしています。 ◆◇◆私たちの看護◆◇◆ ●一人ひとりとじっくり向き合い、「その人らしく生きる」ことができるよう援助します。 ●日々の生活に生きがいを感じられるよう季節の行事やレクリエーションなどを取り入れながら、健康な身体とこころで過ごすことができるように援助します。 ●認知症看護、緩和ケア、エンドオブライフケアに力を入れ、他職種と協働したチームケアを提供しています。 先輩からのメッセージ![]()
国立ハンセン病療養所 栗生楽泉園 看護師 先輩ナースからのメッセージ私は、結婚を機に国立病院機構から当園に配置換となり5年目を迎えました。ハンセン病の知識が少なく、期待と不安を胸に入職したことを覚えています。これまで経験してきた急性期病棟の勤務とは違い、一人ひとりの入所者の方とじっくり向き合うことが出来ることがハンセン病療養所での看護の魅力だと感じています。ハンセン病の歴史的背景をび、数々の苦悩を乗り越え生きてこられた方々の気持ちの理解と心に寄り添った温かい関わりを大切に日々の業務や園内行事に取り組んでいます。高齢化の進む入所者が最期までその人らしく生きられるよう「ひとりにしない、寝たきりにしない、老いを楽しく」を目標に、職員一丸となり療養生活を支えています。私自身、子どもが小さいため、職場に理解をいただきながら、育児時間制度を取得し仕事と家庭の両立をはかっています。当園は子育て支援の制度が確保されており、私のような子育て中の看護師にも働きやすい職場となっています。 |
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