聖路加国際病院

所在地: 東京都
病院形態: 大学病院(国立・公立・私立)
募集職種: 看護師 助産師
看護師数: 900名 病床数: 520床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

学び、成長して、その先へ。

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病院からのメッセージ

聖路加国際病院は、1901(明治34)年に米国聖公会の宣教医師であったルドルフ・トイスラー博士によって設立されました。
「キリスト教の愛の心が人の悩みを救うために働けば、苦しみは消えて、その人は生まれ変わったようになる。この偉大な愛の力を、だれもがすぐわかるように計画されてできた、生きた有機体がこの病院である」
トイスラー院長のこの理念を常に具現化してきた聖路加国際病院は入院生活の快適さとプライバシー尊重を追求し、小児病棟の一部を除くすべての病室が個室となっています。
また、快適な出産のために陣痛・分娩・回復(LDR)が一室で、家族立会いのもとで行うことができるようになっています。
2012年には国際医療施設認証機関JCIの認証を受け、国際的な評価を得ました。
 
当院では専門職業人としての自覚と自律性を育むため、院内プログラムを充実させ、個人のさまざまなチャレンジを支援する環境を整えています。
 
急性期病院ですが、訪問看護ステーション、助産院、予防医療センターもあり、多様な活動の舞台があります。
 
聖路加国際病院で、看護師としてのあなたの夢を叶えてみませんか。
  

看護部長からのメッセージ

副院長・看護部長
鈴木 千晴

聖路加国際病院は学ぶ意欲のあるナース応援します。

聖路加国際病院は1901年の開設以来、キリスト教精神のもと、「患者中心の質の高い医療サービスを提供する」というミッションの実現に向けて、医療・看護におけるあらゆる分野で革新的な取り組みにも積極的にチャレンジしてきました。
看護部はあらゆる健康レベルの人々を対象とし、生活の質(Quality of life)の向上を目指した看護サービスを実現することを目標としています。ひとり一人の看護師の看護ケアが看護部全体の看護サービスを構成することを常に意識し主体的に学んでいく気風が、院内教育プログラムや検討会活動に反映されています。
看護学部・看護学研究科とともに、看護サービスの質向上をめざす研究活動に取り組み、国内の多くの研究者のフィールドとして、また上級看護実践をめざす大学院生の研修の場となるよう努めております。
当院はキャリア開発を重視しながら働き続けられる環境づくりをめざしています。
クリニカル・ナースエデュケーター(CNE)が中心となり、学ぶ意欲と職員の希望にあわせた教育プログラムをおこなうよう努め、キャリア開発をサポートしています。

先輩看護師からのメッセージ

消化器内科病棟
O

憧れの病院でしっかり経験を積み、将来は緩和ケアに携わりたい

看護の第一線をリードしてきた歴史ある当院で働くことが、学生の頃からの憧れでした。インターンシップに参加して、患者さんを尊重した看護をしていること、教育体制が充実していることを知り、迷わず入職を決めました。消化器内科を希望したのは、学生時代に実習で受け持った消化器内科の患者さんに十分なケアができず、いつか満足してもらえるケアがしたいと思っていたからです。
入職したての頃は優先順位がつけられず、業務が終わらないこともありましたが、先輩が次回までの課題を一緒に考えてくれることで「今度は頑張ろう」と思えました。優しい先輩たちの丁寧な指導のもと、一人で確実にこなせる業務も増えています。病棟にはさまざまなステージのがん患者さんが入院していて、患者さんから学ぶことも多いです。今よりも安全安楽なケアを提供できるようしっかり勉強し、将来は緩和ケアに携わりたいと思っています。

ナース専科 担当者からのPRポイント

聖路加国際病院さんの看護部組織は、看護の対象となる人々に直接関わる看護師・看護補助者を看護管理者や専門看護師・認定看護師などのリソースナース、看護部検討会、教育担当者がサポートする構造となっています。現場から提案し、それが認められれば実現するボトムアップの組織なので、質の高い看護サービスの提供を実現することが可能です。是非一度院内へ足をお運びください!

病院概要

病院形態 大学病院(国立・公立・私立)
開設者 理事長 佐々木 新一
開設日 西暦1901年2月
看護部長 鈴木千晴
病床数 520床
職員数 2000人(うち、看護職員数900人)
患者数 外来:2700人/日 入院:460人/日
診療科目 内科、心療内科、神経内科、腎臓内科、血液内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、小児外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、胸部外科、精神科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、眼科、産婦人科、循環器内科、消化器内科、感染症科、内分泌代謝科、内視鏡内科、神経血管内治療科、放射線腫瘍科、精神腫瘍科、女性総合診療部、遺伝診療部、病理診断科、緩和ケア科、人間ドック科
センター・施設 救命救急医療センター、ICU集中治療室、CCU循環器疾患集中治療室、NICU新生児集中治療室、HCU高度集中治療室、手術室、内視鏡室、腎センター(腎臓病クリニック)、リウマチ膠原病センター、心血管センター、小児総合医療センター(WellBabyClinic)、消化器センター(ヘルニアセンター)、脳神経センター、リエゾンセンター、ブレストセンター、その他
救急指定 三次救急
看護体制 7対1
看護方式 受持ち制を取り入れたチームナーシングまたは機能別看護
認定看護師 認定看護師が活躍しています
がん化学療法看護、がん放射線療法看護、緩和ケア、救急看護、集中ケア、手術看護、小児救急看護、新生児集中ケア、乳がん看護、認知症看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護、慢性心不全看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
がん看護、精神看護、小児看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、遺伝看護
病院所在地 〒104-8560 東京都中央区明石町9-1
アクセス 地下鉄日比谷線築地駅または有楽町線新富町駅下車、徒歩5分
URL 「聖路加国際病院」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 -

教育体制・研修制度

新人研修

QAN [quality as nurse] を高めます

看護部ではスタッフのキャリア開発を支援する環境の整備に努めています。
例えば年間約100回に及ぶ院内教育プログラムの実施、プロの看護師としてキャリアの階段を一段ずつステップアップしていくことを支援する「同僚による臨床実践能力の評価(キャリア開発ラダー)」の実施、臨床の疑問を研究で追及する看護研究活動の支援など、キャリア開発に向けた支援プログラムの充実を図るとともに、高度看護実践の提供を目指しています。また、職員の国際性の涵養をねらいとした英会話教室や海外留学制度があります。

キャリアアップコース

看護教育学上級実践(CNE)コース

当院には、聖路加国際大学大学院に進学し、専門的な知識と技術を身につけられる制度があります。
当コースは、看護教育のスペシャリストであるCNE(クリニカル・ナースエデュケーター)を育成するコースです。看護系大学の学生や臨床におけるスタッフの教育に携われる能力と、実践の場を学術研究成果と直結させて看護ケアの質を改善できる能力を持った人材を育てます。

・CNEコース進学者の声・
「入職時、希望していない部署へ配属になり、不安でいっぱいでした。しかし、たくさんの患者さんとの出会いや周囲からの信頼を得ていく中で、看護の楽しさややりがいを見出すことができました。コースでの学びを生かして新人ナースが直面する困難をサポートし、看護の楽しさを伝えられるCNEになりたいです」               

資料をダウンロードする

新人看護師研修は、1年かけて集合研修と配属部署でのOJTで目標を達成できるように計画しています。その後は、日々の実践と個々のキャリアプランやキャリア開発ラダーに対応した研修、検討会活動などを通して自己成長をめざします。

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職場の雰囲気

私の一日

■日勤スケジュール/7階東病棟

病棟には主に乳腺外科、形成外科の患者さんが入院しています。外科病棟のためほぼ毎日手術があり、手術室との連携や医師、理学療法士など多職種との協働も不可欠です。

9:00 朝のミーティング 
その日の患者数、入退院などの確認を行います。重症患者さんやケアに注意が必要な患者さんの情報を共有します。

10:00 患者さんのケア 
バイタルサインの測定、術後の創部の観察や疼痛コントロール、日常生活援助などを行います。

12:00 ランチ
先輩とランチ。ケアについての相談やプライベートの話をしながら楽しく休憩時間を過ごします。

13:00 口腔ケア
昼食後の配薬や介助が必要な患者さんの口腔ケアを実施します。

17:00 一日の振り返り
経時記録、評価記録など記入もれがないかきちんと確認したら、勤務終了です。

日常風景

看護宿舎は病院から徒歩5分圏内の便利な立地。周囲は静かで隅田川が見渡せる穏やかな環境です。
料金一部負担で利用できる職員食堂。24時間稼働の自販機コンビニも完備しています。
病院管理棟にある保育室「聖路加ナーサリー」。3歳の年度末まで預けることができます。

先輩からのメッセージ1

マネジャーの「私たちがちゃんと育てる」という力強い言葉に奮起しました

入職の動機は、学生のときに見たサリン事件のドキュメンタリー番組で当院が全ての救急患者さんを受け入れたことに感銘を受け、ここで働きたいと思ったからでした。現在ICUに所属しています。独り立ちをした頃は患者さんに気を配る余裕もなく、看護師に向いていないのではと落ち込みましたが、ナースマネジャーから「私たちがちゃんと育てる」という力強い言葉をもらい、まだ頑張れると奮い立つことができました。ある時、痛み止めを使っても効かないと訴える患者さんがおられ、手を握り声をかけ続けたところ、痛みも表情も和らいだことがありました。新人の私にもできることはあるのだと実感しました。
将来は国際支援に携わり、ボランティア活動や海外派遣に参加することが夢なので、実現に向けてこれからも努力していきます。

先輩からのメッセージ2

先輩からの指導で甘えていた自分に気づき、プロ意識が持てるように

福岡から東京に出て働きたいと思い、東京の病院のインターンシップに参加。中でも当院はご家族と患者さんに寄り添った看護が徹底されていて、とても感動したので入職を決めました。NICUに配属になり、最初はなぜ赤ちゃんが泣いているのかわからずケアの難しさに戸惑いました。徐々に業務にも慣れ、最近ではミルクを飲めなかった子が飲めるようになるといった小さな成長にやりがいを感じています。初めて人工呼吸器をつけている赤ちゃんを受け持った時、呼吸器の知識が足りない私に対し、先輩が「もっとプロ意識を持って。1年目でも10年目でも赤ちゃんにとってはあなたが看護師なの」と指導してくれました。新人だからと甘えていた自分に気づき、それ以来その言葉を心に刻み、ケアにあたっています。
NICUには、よりよい看護を追及している先輩たちがたくさんいます。そんな素敵な先輩たちと一緒に働けることが誇りです。


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