精神医学研究所 附属 東京武蔵野病院

所在地: 東京都
病院形態: 財団法人
募集職種: 看護師
看護師数: 350名 病床数: 601床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

☆就職説明会&インターンシップ 受付中☆
当院は救急急性期、退院支援、合併症医療に取り組んでいます。
精神科病棟が10病棟あり、救急・急性期~慢性期、地域移行支援、認知症病棟と、
様々な精神科領域を経験する事で専門性を高めることが可能です。
多くのリソースナース(CNS、認定看護師、特定行為看護師、感染制御実践看護師、コンチネンスリーダー)が
在籍しているので教育体制もばっちりです!

最新イベント情報(2024/01/22更新)

直近開催の見学会・説明会 2024/4/13 就職説明会(対面)
新卒採用情報(2025年4月入職)※各種タブを選択

病院からのメッセージ


当院は創立80年を迎える歴史のある精神科を主体とする病院であり、
「精神科救急・急性期医療」「地域移行推進」「身体合併症医療」に力を入れています。

そして、当院は2003年に東京都内で初めて精神科救急病棟を開棟した病院です。
退院支援にも力を入れており、厚労省の発表している精神病棟の平均在院日数が299.5日(R4.1)のところ、
当院では平均在院日数は111.3日です。
患者さんの満足を第一に考えた看護を提供できるように日々業務に取り組んでいます。

また、精神医学研究所を母体とする病院なので、意欲の高い職員が多く、主体性を持って仕事に取組んでいます。
就業しながら大学院に通い専門看護師や認定看護師を取得したり、教員になる職員が毎年多数います。

★☆★☆休暇制度や勤務環境について★☆★☆
・当院独自の休暇制度のリフレッシュ休暇(年7日間)や誕生日休暇(年2日)があります♪
・1年間の有給休暇の取得日数は平均で14.7日です♪
・残業はほとんど無いので基本は定時で上がれます♪
・夜勤は2交代です。月に4回程度を基準にしています♪
・産休育休の取得も100%です。男性看護師の育児休暇の取得にも積極的に取り組んでいます♪
などなど、プライベートも充実出来る環境がここにはあります!!

★☆★☆当院の特徴★☆★☆
・「患者さん自身の自己決定」を大切にする考え方を共通基準にしています
・患者さまひとり一人の満足を第一に考えた看護を提供します
・個々の看護師が協力し合う機能的な病棟作りを目指しています
・チームワークや他職種(医師・コメディカル)との連携が出来る環境です
当院では男女問わず活躍しており、4人に1人は男性看護師です。
 
★☆★☆専門性を高める環境★☆★☆
当院には看護師のステータスとも言える専門看護師が在籍しています。
専門看護師は全国で1,862名いますが、その中で265名が精神看護専門看護師です。
当院では3名が在籍、日本看護協会の認定を受けています。(2022年4月1日現在)
リソースナースも活躍しており、現在認定看護師の取得を目指して学校に通学している職員もいます。
 教育体制も整っていますので、認定看護師・専門看護師を目指したい方にもおすすめです。
・当院のリソースナース
  精神看護専門看護師、精神科認定看護師、 摂食嚥下障害看護認定看護師、感染制御実践看護師、コンチネンスリーダー 等

看護部長からのメッセージ

看護部長(日本精神科看護協会・理事)
山崎 千鶴子

「精神科病院は患者さんの生活の場になっていてはいけない、治療の場でなければならない」

当院は昭和3年に開院し、エビデンスに基づく精神科医療を提供するため、研究施設を配した精神医学研究所附属病院となりました。
常に先駆的な精神科医療を展開し、救急急性期医療、地域移行定着のためのリハビリテーション、身体合併症医療などに取り組んできました。

看護はセルフケア理論を軸に、患者さんの自己決定を大切にするケアを実践し、常に患者さんの人生のあるべき場所へお返ししていけるよう、スタッフ自身の多様な価値観も大切にしながら、多職種チームでアプローチをしています。

現在精神科病院では、高齢化が進み、身体疾患のケアそして看取りのケアも必要になっています。当院では、身体合併症医療にも長らく取り組んでおり、看護師たちは身体面のアセスメントやケアに意識の高さを持ち合わせております。
患者さんの生き方そして死に行く姿から謙虚に学ぶことも忘れない、精神科看護のプロフェッショナルでありながらも、こころあたたかで豊かな人材が多くそろっています。
次世代に遺すべき価値ある精神科病院となるよう、若いスタッフたちで日々精神科看護を創り上げております。皆さんもぜひ私たちの仲間になって、新たな精神科看護を創造する一翼となってください。

先輩看護師からのメッセージ

地域移行支援病棟(精神科慢性期病棟) 入職入職3年目 看護師
2021年入職 看護師 M.Y

新人看護師から学生のみなさんへ

■□■□当院に入職した理由■□■□
精神科実習で、精神科看護はその人に合った看護ができる場であると感じ、興味を持つようになりました。
また、私は患者さんに対して安心を与えられる看護をしたいと思っていたので、就職先として精神科を志望するようになりました。
就職説明会やインターンシップの時に病棟の雰囲気を見て、この病院なら自分自身が成長できる環境であると感じました。また、当院は心だけではなく身体も診れる専門医療を提供しており、私もその一員として、自分の目標とする看護を実現したいと考えて志望しました。

■□■□職場の雰囲気■□■□
教育担当の看護師やチューター看護師を中心として、看護技術のチェックや難しい患者さんの対応を一緒にしていただいています。
分らないことや不安なことを相談しやすい環境なので、 緊張し過ぎずに伸び伸びと業務ができていると感じています。
また、できたことに対して肯定的に評価していただけるので、自信をもって患者さんの対応ができるようになりました。

病院概要

病院形態 財団法人
開設日 昭和18年4月4日
院長名 黄野 博勝
看護部長 山崎 千鶴子
病床数 601床
精神科552床
一般科49床(内科・脳神経外科・他診療科)
職員数 586人(うち、看護職員数350人)
患者数 外来:369人/日 入院:578人/日
診療科目 内科、心療内科、消化器科、循環器科、歯科、整形外科、脳神経外科、精神科、歯科口腔外科、放射線科、皮膚科
センター・施設
救急指定 二次救急
看護体制 10:1(精神科救急病棟)、(特殊疾患病棟)
13:1(精神科急性期治療病棟)
15:1(精神科病棟)
15:1(一般科病棟)
20:1(認知症治療病棟)
看護方式 プライマリーナーシング
チューターシップ制度
認定看護師 認定看護師が活躍しています
摂食・嚥下障害看護、他 、 精神看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
精神看護
病院所在地 〒173-0037 東京都板橋区小茂根4丁目11番11号
アクセス 電 車
●東京メトロ有楽町線・副都心線、西武有楽町線「小竹向原」下車 1番出口から徒歩6分
(※池袋駅でJRから東京メトロに乗り換える場合は、有楽町線が便利です。)

バ ス
●都営バス(王78)新宿駅西口⇔王子駅前 武蔵野病院前下車
●国際興業・関東バス(赤31・赤31-2)高円寺駅北口⇔赤羽駅東口
 武蔵野病院下車
URL 「精神医学研究所 附属 東京武蔵野病院」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 2023年入職者出身校
・東京大学大学院
・聖路加国際大学大学院
・久留米大学
・山梨大学
・岩手県立大学
・横浜市立大学
・医療創生大学
・関東学院大学
・九州看護福祉大学
・慶応義塾大学
・聖徳大学
・聖路加国際大学
・東京家政大学
・東都大学
・日本赤十字看護大学
・目白大学
・成増高等看護専門学校
・広尾看護専門学校

2022年入職者出身校
・埼玉県立大学大学院
・東京都立大学
・神奈川県立保健福祉大学
・関東学院大学
・足利大学
・杏林大学
・聖路加国際大学
・東海大学
・東京慈恵会医科大学
・安田女子大学
・仙台徳洲看護専門学校
・東京女子医科大学看護専門学校

2021年入職者出身校
・国立看護大学校
・神奈川県立保健福祉大学
・福島県立医科大学
・神奈川工科大学
・京都先端科学大学
・杏林大学
・国際医療福祉大学
・上智大学
・群馬医療福祉大学
・東京医療保健大学
・東京工科大学
・日本医療科学大学
・日本赤十字広島看護大学
・日本保健医療大学
・広島都市学園大学
・北海道文教大学
・了徳寺大学
・都立板橋看護専門学校
・都立荏原看護専門学校
・愛知総合看護福祉専門学校

教育体制・研修制度

新人研修

看護教育プログラム(CN1レベル・新人)

学生から看護師になって、はじめは誰もが不安でいっぱい。そこで、技術面はもちろん、メンタル面もしっかりサポートします。臨床現場で必要なスキルは技術研修や病棟OJTなどでしっかりマスター。

入職3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月に行うフォローアップ研修では、成長を確かめ目標設定し、同期と情報交換する場も設けます。

「ひとりじゃない」と勇気づけられ、みんなと気持ちを共有することが次へのステップへのパワーになります。

看護部教育プログラム

クリニカルラダー制度、目標管理面接による成長プロセス支援など

・クリニカルラダー制度を導入し、個々の看護師が目標をもってスキルアップできるようになっています。ラダーレベルアップのための多彩な教育支援があり、個々の学習スタイルに合わせて選ぶことができます。

・各レベル毎に、ラダーの3つの柱(看護実践能力・マネジメント能力・自己研鑽、自立)に関する教育プログラムを展開しています。

・新人看護師対象に基礎看護技術の習得がしっかりできるよう4月~6月の3ヶ月間にわたり技術演習を集中的に行います。また、プリセプターシップ制をとって、先輩看護師による病棟内での教育体制も整えています。

・病棟師長による目標管理面接を定期的に行っています。師長との対話を通して自身の看護師としての在り方を振り返り、仕事に対する夢や目標を見つける支援をします。またクリニカルラダー評価表を活用しながら、目標達成までの具体的計画・実施・評価の支援も合わせて行います。

・大学教員によるゼミやCNS・CNによる専門的技能のスキルアップを図りたい中堅~ベテラン看護師対象のプログラムも豊富に用意されています。

入職1年目看護師を対象とした研修『看護過程の展開』

担当患者さまのアセスメント及び看護計画の立て方についての教育支援

セルフケア看護理論に則って、担当患者さまの看護問題を査定でき、個別性のあるケアプランを立案できることを目的に、以下のような教育カンファレンスを実施しています。
新人Nsの記述した情報・査定・看護計画について、先輩Nsも参加するカンファレンスでより個別性の高い看護計画に仕上げていきます。
看護計画の評価をカンファレンスを通じてチームNsとともに行います。

看護部教育プログラム

急変時対応研修

入職時においても急変時の対応について研修(集合研修で基本的技術を習得する形式)を行いますが、実際に急変が起こるのは病棟の場ですから、いざという時に少しでも慌てないで対応できるよう各病棟でもOJTを行っています。(病棟医師も参加して年2回以上)

医療安全

暴力防止プログラム(CVPPP)

東京武蔵野病院では2004年より暴力防止プロジェクトを開始し、2011年に医療安全管理委員会の下部組織の暴力防止プログラム会議となり、医療安全の1つの柱を担っています。この活動は包括的暴力防止プログラム(CVPPP)を基盤とし、組織横断的な活動をしています。
初年度の暴力の実態調査を基に以下の2点について継続的な活動を行っています。
1.暴力の発生が起こりにくい治療環境、病院文化の整備
・日常的な安全点検の導入
・応援体制のシステム化
・緊急通報システムと応援体制のフローチャート化
・緊急応援体制の集合研修
・不審者発見時の対応と情報共有のフローチャート化
2.暴力防止に必要な知識・技術の普及
多職種で構成された安全管理プログラムトレーナーを中心に暴力防止に必要な知識・技術の普及をおこなっています。特に新入職者や中途採用者向けには「暴力の予防法を身につけ、安全に対処する」ことを目的とした集合研修を開催。また当院入院患者の特性、暴力事故発生状況からオリジナルの暴力リスクアセスメントツールを開発、導入し暴力リスクに対する知識の定着と観察の標準化を図っています。

取り組み

実習や研究の受け入れ

当院は"精神医学研究所"という研究機関を母体とする医療機関であり、教育病院としての役割をもっています。 精神科医療・精神看護の質の向上に寄与する教育活動や研究活動を支援することは社会貢献の一つと考え、看護学生・大学院生の実習や他施設からの研修の依頼、調査・研究の依頼に協力しております。

看護学生の実習受入に際しては、全病棟の実習指導者が安心して実習ができるように調整しています。実習生の立案した計画が実行され目標が達成できるように支援するとともに、精神看護に興味を持っていただく良い機会であると考えています。

<平成29年度実績>
精神看護学実習校10校
精神科専門看護師実習校9校
精神科認定看護師実習※日本精神科看護協会

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当院には、さまざまな専門領域の認定看護師、専門看護師が在籍しています。
それぞれの専門性を活かして、より質の高いケアを提供できるよう努めています。

■精神看護専門看護師(CNS)
・篠木 由美
病棟カンファレンスに参加してスタッフみんなでより個別性の高い看護方法を検討したり、担当患者さまの看護に悩んでいるスタッフの相談に乗ったりするのが主な活動です。組織横断的に活動していますので、少し距離を置いて起きている現象を眺められる利点を生かし、現在のケア方法のどこがうまく作用していて、どこに工夫の余地があるかを提案できるよう努めたいと思っています。
・佐藤 雅美
■精神科認定看護師(CEPN)
・長嶺 真智子(精神科薬物療法看護領域)
■摂食嚥下障害看護認定看護師
・稲塚 正子
■感染制御実践看護師(PNIPC)
・酒谷 佐和子
・井原木 昌章
感染制御は火消しと同じ、事前に防ぐことが仕事です。病原性微生物や将来起こりうるリスク、どれも見えないもの、理解されにくいものが相手の仕事です。
■排泄ケア専門員(コンチネンスリーダー)
・佐竹 真理

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職場の雰囲気

私の一日

8:30 夜勤者から日勤者への申し送り
8:50 患者さまに挨拶情報収集
9:00 服薬支援(自己管理、看護師管理)
●退院後の生活を見据えて、服薬意識を高めたり、薬に対する思いを聞き、サポートします。
9:30 モーニングカンファレンス、バイタルサイン測定
10:00 処置の準備
10:30 看護ケア

11:00 電子カルテ記録
12:00 昼食
12:30 食事&服薬支援
●嚥下状況と食事摂取を観察します。
13:30 病院内OT
●曜日ごとのプログラム。音楽療法など。
14;00 退院準備プログラム
●全17回の疾病心理教育プログラム。入院生活から地域ケアへの移行を円滑にする技能と情報を学習支援します。「地域生活でのストレス対策法」など。

15:00 散歩・同伴買い物
16:30 事故報告、カンファレンス、アフターミーティング
●事故報告書の振り返りカンファレンス。再発防止策をスタッフ全員で考える。看護計画で相談したい事やチームで情報共有したいことを話し合います。
17:00 勤務終了

日常風景

救急病棟・カンファレンスの様子
例年開催されるあきぞら祭(1)今年は看護部長とCNSが焼き鳥を焼きました。看護部の焼き鳥は毎年好評です!
例年開催されるあきぞら祭(2)師長たちも仕込みを頑張っています!!

2022年4月入職看護師からのメッセージ

精神科看護に興味をもっている看護学生さんにメッセージ

〇看護師として嬉しかったこと〇
患者さんに「あなたと話してると気持ちが明るくなる」と言われたことです。入院したての時は笑顔すら見られなかった患者さんが、笑顔で話して下さっているだけ嬉しく感じますし、話すと気持ちが明るくなるというのは最高の褒め言葉でした。(精神科急性期治療病棟勤務)
〇新人研修と役に立ったと思う研修について〇
病棟では教育係を始めとして、その日のペアの看護師やスタッフ皆さんで、気に掛けて、指導頂いています。
特に役立ったと感じている研修は、医師からバイタルサインの必要性や見かたの指導、模型を用い身体の構造を確認しながら何度も練習できる吸引や採血の研修です。(身体合併症病棟勤務)
〇職場の雰囲気について〇
出来ていることについて肯定的に返してくれることや、よりよいケアや看護過程が実践できるようアドバイスをしてくださることなどから、自信をもって患者さんと関わることができていると感じています。難しい患者さんの対応や、看護技術に不安がある時などには対応を一緒にしてくれます。(地域移行支援病棟勤務)


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