2019年就職:TOP > 順天堂大学医学部附属浦安病院(渡邉 健吾さん) | 先輩看護師からのメッセージ 2018年度

THE LEADING NURSE

千葉県順天堂大学医学部附属浦安病院

〒279-0021 千葉県浦安市富岡2-1-1

0120-876-222

整形外科、泌尿器科病棟(2009年入職)
渡邉 健吾さん
岩手県出身 社会保険船橋保健看護専門学校卒業

看護師としてのキャリアを築くなかで、
臨床実践指導者としての
スキルを身に付け
後輩たちの成長をバックアップ

患者さんやご家族の意思を尊重し、
納得のいくケアを提供

 就職活動を行うなかで、当院のインターンシップに参加したところ、病棟のスタッフ同士や医師とのコミュニケーションもよく、生き生きと働いている姿を見て、ここで働きたいと思いました。また病棟では「ナースコールを鳴らさない看護」を実践しているため、ベッドサイドケアが充実していることを確認できました。
 入職時から整形外科・泌尿器科病棟に勤務。整形外科では手術後のケア、泌尿器科では、がん化学療法を受ける方のケアも行っています。このほか皮膚移植や腎移植などの高度な治療にも対応しているため、さまざまな知識や技術を習得できます。
 以前60代後半の膀胱がんステージⅢの患者さんが入院されていました。本来なら膀胱全摘出する必要があり、私たちは手術という選択肢しか考えていませんでした。医師や看護師、ご家族を含め話し合った結果、ご本人は「今まで自分のしたいように生きてきて後悔はないし、手術は受けたくない。これで亡くなっても悔いはない」と、手術を選択しない決断をされました。そしてご本人の意思を尊重し、内科的治療を継続することになりました。
 余命数カ月という状態でしたが一時的に退院もでき、すごくいい表情をされていたことが印象的でした。入院されると治療が優先されがちですが、残された時間をどう生きるか、患者さんの気持ちに寄り添い、その方の意思を大切にすることの意味を考えさせられました。この経験を今後の看護にも生かしていきたいと思います。

充実した研修を受講することで、
着実にステップアップ

 これまでプリセプターやアソシエイトナースなど指導者としての経験も積んできましたが、今年から看護学生やスタッフを指導する臨床指導者としての役割も担っています。現在は臨床指導者研修を受講中で、コーチングやコミュニケーションスキルを磨いています。指導法の研修では、相手の言葉を引き出すために話の展開を広げる考え方などを学んでいます。また、ミスをしたときも注意するだけでなく、よかった点を伝えたうえで、どうすればよかったかを質問して解決へ導くなど実践に役立つ内容となっています。日々試行錯誤しながら指導に取り組んでいますが、悩みや相談は先輩たちから具体的なアドバイスを受けられ、ひとりで抱え込まない風土があることも、当院の魅力だと感じています。
 当院は新人教育だけでなく、2年目以降もさまざまな研修プログラムが整っています。がん看護や糖尿病看護など、4つのテーマの専門性の高い知識や技術を習得できるステップアップ研修の場もあります。自分自身は糖尿病看護を受講しました。病棟には糖尿病疾患を抱えた患者さんも入院されているため、実践につながっています。
 病棟での役割も増えてきましたが、今後はまだ経験していない領域のリンクナースや委員会活動にも参加し、看護の幅を広げていきたいと思っています。そして整形外科や泌尿器領域だけでなく他の領域も経験し、ステップアップを図ることが目標です。
 当院は男性看護師も数多く在籍しており、男性看護師同士のコミュニケーションもよく働きやすい環境があります。2017年には新棟もオープンし、より地域に根づいた医療を提供できるので、看護師の活躍できるフィールドが広がることを期待しています。

後輩を指導する際には答えを先に言うのではなく、考えさせることを重視。自分で調べることで理解が深まり、常に考える習慣をつけられるよう導いています。

看護を行ううえでは、患者さんの治療の手助けをすることと、患者さんが治療に対する選択肢を多く持てるようサポートすることを心がけています。

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