ハートランドしぎさん

所在地: 奈良県
病院形態: 財団法人
募集職種: 看護師 准看護師
看護師数: 180名 病床数: 700床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

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最新イベント情報(2023/12/11更新)

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病院からのメッセージ

人と人の心がふれあう確かなホスピタリティを実現するために。

【ハートランドしぎさん】出会ったすべての人々が、その人らしくあるために、私達は優しい看護を提供します。

ハートランドホスピタルグループは、関連クリニックや、デイケア、訪問看護ステーション、グループホーム、地域活動支援センターなど、グループ全体で「患者様の退院後の生活まで見据えたケア」を大規模に展開しています。病院施設における医療活動だけではなく、より豊かにするための心のケアで誰かの力になりたいと、グループの総力をあげて取り組んでいます。そのために充実した環境や最新のシステムはもちろん、なによりも人材を大切にしています。

私たちは「常に患者様と向き合い患者様の立場に立ちその場その時応じた最良の医療サービスを提供する」というハートランドホスピタルグループの理念のもと、優しさと思いやりを持って、一人の人間として関心を持ち、心を通わせ、懸命になれることを看護と位置付けています。
20年前から認知症医療に取り組み、平成28年からは子供と大人の発達センターを開設しました。総合精神医療の拠点として、子どもから高齢者まで幅広い患者様、ご家族様の笑顔づくりのお手伝いをしたいと考えています。大切なご家族様をお預かりするわけですから、患者様はもちろんのこと、ご家族様にとっても「ハートランドに来るとホッとする。」「上野病院に来ると安心する。」と感じてもらえるように頑張っております。“何気ない一声がかけられる、何気なくそっと手を差し伸べられる、何気なく一歩踏み出した行動がとれる”私たちはそんな安らぎを提供できる看護の集団であり続けます。

看護部長からのメッセージ

看護部長
大谷 須美子

躍動感にあふれ、発信・挑戦し続ける看護部

超少子高齢多死社会において疾病構造は変化し、時代のニーズに応じて医療・看護のあり方も常に変化し続けています。そのような社会・医療情勢の変化のなかで、精神科専門病院として期待される役割に応えていける看護部でありたいと思っています。
そのためには、医療者として、看護師としてどのような役割を果たしていくかを、自ら考え判断し行動していける人材を育成していきたいと考えています。
「出会った全ての人々が、その人らしくあるために、私達は優しい看護を提供します」という看護部理念の“ 優しい看護”のためには、疾患の症状と対応の理解・人的物的環境の調整・倫理的感受性を伴ったケアの提供が不可欠です。看護師自身が常に自己研鑽し知識・技術を持つことで“ 優しい看護”を実践することができます。そのために充実した教育体制づくりに尽力し続け、皆さんのキャリアアップ支援もお手伝いできると思います。
看護師は病院のあらゆる部門・すべての職種と協働・連携を必要とする、またそれを主体的に担っていく職種です。生き生きと明るく躍動感にあふれ、積極的に仕事に取組み、新しいことに挑戦し続ける看護部を目指しています。

先輩看護師からのメッセージ

ハートランドしぎさん
Y.C(東3病棟)

先輩看護師インタビュー

▼どのような病棟ですか?
精神療養閉鎖病棟です。疾患としては、統合失調症の方が多く、長期の入院生活を送られている方が多くいらっしゃいます。服薬や金銭を自己管理されている方もおられ、個々の患者様に応じて、ADLの維持・向上、生活の自立に向けた看護が行われています。
先輩方は優しく丁寧に指導して下さり、職員間の関わりも大切にしている、とても雰囲気の良い病棟です。

▼精神科看護の魅力は?
精神科看護の魅力は、自分が行った関わりが、患者様に対してどう伝わったのか、直接反応が返ってくるところだと思います。患者様は1日の中でも精神状態が変動し、同じ関わりを行ってもみられる反応は様々であり、関わり方について悩むことも多いです。そのような中で、自己の関わりを振り返りながら、患者様との関係性を深め、自己のコミュニケーション力、観察力が培われるのは魅力的だと感じています。

病院概要

病院形態 財団法人
開設日 西暦1934年12月
院長名 【ハートランドしぎさん】徳山 明広
看護部長 大谷 須美子
病床数 700床
精神科救急急性期医療72 床 精神療養204床
精神一般53 床 認知症治療270 床 特殊疾患療養54床 内科療養47床
職員数 530人(うち、看護職員数180人)
患者数 -
診療科目 精神科、心療内科、内科、神経内科、歯科、放射線科、皮膚科、各病院ホームページをご確認ください
センター・施設 認知症疾患医療センター(奈良県指定)、精神/認知症デイケアセンター、こどものこころ診療センター
看護体制
精神科救急急性期医療10:1 精神療養30:1
精神一般15:1 認知症治療20:1 特殊疾患療養20:1 内科療養25:1
看護方式 チームナーシング・プライマリーナーシング
認定看護師 認定看護師が活躍しています
認知症看護、訪問看護 、 各病院ホームページをご確認ください
病院所在地 〒636-0815 奈良県生駒郡三郷町勢野北4丁目13番1号
アクセス お車をご利用の場合

天王寺駅から15分

電車をご利用の場合

JR 大和路線で大阪市内から約20分の王寺駅下車。
JR王寺駅(南口)より送迎バスを運行しておりますので、ご利用ください。
URL 「ハートランドしぎさん」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 ハートランドしぎさん看護専門学校
畿央大学
奈良学園大学
奈良県立医科大学
白鳳女子短期大学
奈良県病院協会看護専門学校
奈良県立三室病院附属看護専門学校
阪奈中央看護専門学校
大阪大学
摂南大学
大阪府立大学
大阪医科大学
藍野大学
四条畷看護専門学校
大阪府医師会看護専門学校
大阪赤十字看護専門学校
大阪医専
京都大学
園田学園女子大学
和歌山県立熊野高等学校
東大阪准看護学院
市立福知山市民病院附属看護学校
愛知医科大学
三重県立看護大学
三重県立桑名高等学校
広島国際大学
日本赤十字広島看護大学
佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校
よくある質問 Q:学校の先生に「1年目から精神科に行くのはあんまり…」と言われたのですが、本当でしょうか?
A:専門性が強い領域のためその様に言われる先生が多いようですが、患者様の心に寄り添った精神看護はどの領域にも必要な看護のベースであり、看護が活躍できる科と言えるでしょう。
病気を看るのではなく、患者様と向き合いたいという方は自信を持って進んで下さい。

Q:精神科では手技を磨けないのでしょうか?
A:いいえ、近年は高齢化も進んでいるため、精神科の患者様もさまざまな身体的疾患を患っておられます。フィジカルケアは当然あり、看護師として最低限の技術は学んで頂けます。
また、当院では身体合併症病棟である精神一般病棟があり、そこでは一般病院と変わらないくらいの技術を学んで頂けます。

Q:精神科看護ではどのようなスキルを磨けますか?
A:特徴的なものは観察力とコミュニケーションスキルです。比較的安定した患者様を除き、1日ごとに状態が変化する患者様を看ているので、その日の気分や状態を見極めその日の関わり方を判断するための観察眼と、その場その時に応じたコミュニケーションが重要だからです。

Q:新卒教育はどうなっていますか?
A:年間教育プログラムに沿った研修を実施しています。現場ではプリセプター制度のもと、病棟全体でサポートにあたっています。
新人ナースはラダーⅠから始まるクリニカルラダーシステムも導入しており、継続的な教育システムになっています。
詳しくは教育体制のページをご覧下さい。

Q:認知症看護に興味があるのですが、実際どんなところですか?
A:こちらからの関わりに反応してもらえないことも多々あり、無力感などで葛藤することも多いかも知れませんが、病気の進行を遅めたりくい止めたりすることが立証されてきている中、粘り強い関わりで患者様が安定されたときに充実感を感じることが出来る、やり甲斐のある領域です。

Q:配属先の病棟希望は聞いてもらえますか?
A:100%希望通りという訳にいきませんが、本人の希望を考慮したうえで適正を考えながら決定していきます。

教育体制・研修制度

新人研修

クリニカルラダーシステム

私たち看護師は生涯学習に努める責務があることから、当院看護部ではスタッフが目標を持ち段階を踏んで自己啓発・自己育成を行いスキルアップができるように平成20年4月よりクリニカルラダーシステムを導入しています。

教育・研修制度

プリセプター制度

プリセプター制度とは
当院看護部は新人教育の一環として新人が臨床に適応できるために先輩看護師がマンツーマンで一定期間(一年間)看護実践能力を育成する方法を導入しています。

それぞれの立場と役割
プリセプティ:
定期的にフォローアップ研修があり、病棟でも振り返りを行います。
プリセプター:
最も身近な先輩として新人の指導をサポートします。
スタッフ:
プリセプターの不在時は代行したり病棟の教育計画に沿って指導に関わります。
教育委員:
プリセプターの相談役となりスタッフの協力を促したり師長に調整を求めたりします。
病棟師長:
プリセプティ、プリセプター、スタッフ、教育委員と連絡をとり新人が順調に成長しているかどうかの確認・評価をし適切な調整を行います。

新人研修

新入職員オリエンテーション研修

2023年度新入職員オリエンテーション研修が行われました。


今年度はグループ全体で52名を迎え、ハートランドしぎさんでは23名の看護師と4名のケアメイト(看護助手)、作業療法士や精神保健福祉士、管理栄養士などで34名を迎え入れました。

4月3日~5日までグループ全体研修、6日~7日までハートランドしぎさん配属者だけの研修と看護部研修を終え、4月10日より配属先での現場研修がスタートいたしました。

教育プログラム・研修スケジュール

院内研修

【4月】
・新人職員オリエンテーション
・接遇研修・教育システムについて
・入院体験・感染管理
・チーム医療 ~ISO を利用して~
・コーチング
・認知症について
・統合失調症について

【5月】
・うつ病について
・行動制限①
・コミュニケーション技術①

【6月】
・新人フォローアップ研修会
・看護倫理①
・行動制限②
・CPRについて

【7月】
・行動制限③
【8月】
・行動制限④
【9月】
・新人フォローアップ研修会
・行動制限⑤

【10月】
・CPRについて
【12月】
新人フォローアップ研修会

職場の雰囲気

日常風景

CPR研修の様子
認知症治療病棟
療養病棟

伝えたい!私たちの看護

看護部(東3病棟 ) A.T(2021入社)

▼どのような病棟ですか?
精神療養病棟、閉鎖病棟です。この言葉だけを聞くと、暗いイメージや孤立されている空間等をイメージされる方が多いかもしれません。決してそのようなことはなく、患者様が安心して療養ができる環境が整えてあります。OT(作業療法)活動やSST(社会生活技能訓練)、普段のコミュニケーションを通し、患者様はもちろんのこと、スタッフも笑顔でコミュニケーションをとれる環境です。老若男女問わず様々な方が療養されています。時には患者様の身体面、精神面、社会面に変化があったとしても、すぐに対応できるようにスタッフ間での情報共有を行い、全面的にアプローチを行えるようにチームとして行動できる。スタッフにとってもより良い環境です。

▼精神科看護の魅力は?
病院全体がスタッフに対して、とても温かさを感じたので当院での入職を決めました。
私は患者様への看護を提供する者として、患者様に寄り添い、同じ目線で、看護は患者様と一緒に自分も成長できるもの。ということを念頭に考えてきました。ハートランドでは自分が目指す医療、看護が提供でき、自分自身も成長できる場所であると思い希望しました。