大阪大学医学部附属病院

所在地: 大阪府
病院形態: 大学病院(国立・公立・私立)
募集職種: 看護師 助産師
看護師数: 1111名 病床数: 1086床
  • 2交代制
  • 奨学金制度
  • 三次救急
  • 認定・専門
  • 資格取得補助
  • 寮・住宅補助
  • 保育施設
  • 退職金

大阪大学医学部附属病院は、
良質な医療を提供すると共に、医療人の育成と医療の発展に貢献する。

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病院からのメッセージ

質の高い医療の推進と豊かな未来社会の実現に向けて

大阪大学医学部附属病院は「良質な医療を提供すると共に、医療人の育成と医学の発展に貢献する」という理念を掲げています。職員一人一人が胸ポケットに収めている大切な心得です

「良質な医療」とは何でしょうか?阪大病院では、年間2万人以上の患者さんが紹介受診され、入院加療を受けられています。大阪府下・阪神間はもとより、日本全国から多くの患者さんがいらっしゃいます。そのような皆さんが求められているものは、大学病院ならではの高度な医療や難しい疾患に対する最先端の治療です。阪大病院では、がん診療、循環器診療をはじめ、臓器移植、再生治療にいたるまで、幅広い領域で高度な医療が行われています。まさに、疾患に対する"最後の砦"としての役割を果たしています。しかし、質の高い医療というのは、単に高度で最先端の医療を指すだけではありません。医療は、多かれ少なかれ患者さんのからだに侵襲を加えることになります。何よりも優先されるのは患者さんの安全です。本院では、高度な医療を安全に行うために、チーム医療や多職種連携を通して、様々な取り組みを行っています。このような取り組みは国内でも高い評価を受けており、阪大病院は医療安全の分野でも全国屈指の存在として、指導的な役割を担っています。良質な医療を実施するためには、高度な医療とともに安全な医療が必要です。本院では、高度で安全な医療を通して、患者さんに安心と満足を提供することを目指して日々の診療を行っています。

"いまここにある現実の医療"をこのように着実に実施していくと共に、大阪大学に求められているもう一つの重要な使命が、未来の社会に役立つ医療を開発し、将来活躍する優れた医療人を育成することです。本院は、2015年に医療法上に位置づけられる「臨床研究中核病院」として、全国で初めての承認を受けました。将来の医療に役立つ新たなエビデンスの創出には、質の高い臨床研究が不可欠ですが、それを実施する牽引役としての役割を担っています。2018年には「がんゲノム医療中核拠点病院」に指定され、がんの個別化医療に取り組んでいます。さらに、未来医療開発部では再生治療をはじめとした先端的な医療開発に取り組み、AI医療センターでは内閣府の主導する「AIホスピタル」事業を推進しています。新しい医療は未来社会を豊かにし、AI(人工知能)を搭載した病院は快適な医療を実現するでしょう。そして、そのような未来を切り開いていくためには、人材育成が欠かせません。大阪大学では、将来に渡って活躍する医療人-医師はもとより、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師など、さまざまな医療職-の育成を行っています。
現在、再開発計画が進行しており、2025年統合診療棟が完成予定です。アイセンター開設や、ICU、NICU・GCUの増床を計画しており、看護師の増員を予定しています。

看護部長からのメッセージ

副病院長・看護部長
岩崎 朋之

患者とともに歩む心のこもった看護を目指して

大阪大学医学部附属病院が北摂の吹田市に移転しすでに約30年が経ちました。
患者さんには利便性が高くより優しい医療環境を、また、職員にとっては働きやすい職場環境を目指し、“Futurability 待ち遠しくなる未来へ”をコンセプトに、再開発が始まっています。
看護部は、患者さんやご家族の皆さんが思い描く未来への思いに寄り添い、求める医療を安全に、そして安心して受けることができるように、確かな知識と技術に裏打ちされた心のこもったあたたかみのある看護の実践を目指しています。
そのために充実した教育体制のもと、専門看護師や認定看護師などのスペシャリストが力を合わせ、自律した看護師を育成しています。
なりたい看護師になれるように、患者さんに寄り添い質の高い看護が実践できるように、あらゆる可能性を求めて日々取り組んでいます。

先輩看護師からのメッセージ

東9階(循環器内科)
先輩ナース

先輩ナースからのメッセージ

▼大阪大学医学部附属病院の魅力は?
高度な医療を実践するため様々な職種の方と関わる機会があるところが魅力です。今まで経験する機会がなかった医療機器も実際に触れて学ぶことができます。さらに、文献や書籍では理解できないことを丁寧に説明し指導してくれる豊富な知識と経験を持つ先輩方がたくさんいるため心強く感じます。

▼大阪大学医学部附属病院へ就職の決め手は?
阪大病院での実習を通して、病棟の雰囲気が良かったこと、そして何よりも阪大病院の医療と看護を求めて患者さんが遠方から紹介を受けて入院されていることなど、多くの患者さんから信頼を得ていると感じたことが決めてです。

▼仕事でやりがいを感じる瞬間は?
仕事でやりがいを感じるのは、患者さんから「ありがとう」と言われたときです。
日々の業務に精一杯で何もできないと感じることばかりですが、患者さんにケアをした際に「ありがとう」と言われると、少しでも役に立てたことを実感します。

病院概要

病院形態 大学病院(国立・公立・私立)
開設者 緒方洪庵
開設日 1869年
院長名 竹原徹郎
看護部長 岩崎朋之
病床数 1086床
一般病床(1034床)、精神病床(52床)
職員数 2882人(うち、看護職員数1111人)
患者数 外来:2356人/日 入院:845人/日
診療科目 内科、腎臓内科、血液内科、小児科、外科、小児外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、放射線科、麻酔科、皮膚科、泌尿器科、眼科、産婦人科、アレルギー科、リハビリテーション科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、免疫内科、血液・腫瘍内科、老年・高血圧内科、漢方内科、総合診療科、感染症内科、乳腺・内分泌科、病理診断科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、神経内科・脳卒中科、神経科・精神科、放射線診断・IVR科、放射線治療科、核医学診療科
センター・施設 高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター、集中治療部、放射線部、手術部、オンコロジーセンター、感染制御部、臨床試験部、移植医療部、未来医療センター、保健医療福祉ネットワーク部、輸血部、血液浄化部、内視鏡センター、中央クオリティマネジメント部、医療情報部、看護部キャリア開発センター、MEサービス部、栄養マネジメント部、材料部、病理部、リハビリテーション部等
救急指定 三次救急
看護体制 一般病床:7対1看護、精神病床:10対1看護
看護方式 プライマリーナーシング
継続型患者受け持ち制 限りなくプライマリーナーシングに近づけるよう入院から退院まで継続して患者を受け持つ方式 ペア・トリプル制やモジュール制を用いてフォロー体制をとっている
認定看護師 認定看護師が活躍しています
がん放射線療法看護、感染管理、緩和ケア、集中ケア、新生児集中ケア、糖尿病看護、脳卒中リハビリテーション看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護 、 がん薬物療法看護、クリティカルケア、心不全看護認定、呼吸器疾患看護
専門看護師 専門看護師が活躍しています
がん看護、精神看護、小児看護、母性看護、感染症看護、在宅看護
病院所在地 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-15
アクセス ■大阪モノレール『阪大病院前』下車すぐ
■JR茨木駅から近鉄バス[阪大本部前行き]で『阪大医学部病院前』下車すぐ
■阪急茨木市駅から近鉄バス[阪大本部前行き]で『阪大医学部病院前』下車すぐ
■北大阪急行千里中央駅から阪急バス[阪大本部前行き]で『阪大医学部病院前』下車すぐ
URL 「大阪大学医学部附属病院」のHPへはこちらをクリックしてください。
採用実績校 -

教育体制・研修制度

新人研修

教育概要

▼めざす看護師像
・専門的知識・技術を持って対象の必要に応じて根拠に基づいたケアが提供できる
・自己のキャリア開発に積極的に取り組み、自己の目標を達成することができる
・人間性・社会性に富み、医療人、組織人としての責務を果たすことができる

▼現任教育概念図
当院におけるキャリア開発プログラムの概要
当院のキャリア開発プログラムはこれまでの段階別教育を中心とした教育を看護師の基本的な能力開発と捉え、さらに目標管理と関連させることによって、個人のキャリア開発に主眼を置いたものとしている。図の中央部分はクリニカルラダー、図の右側は院内段階別教育I・Ⅱ・Ⅲとキャリア開発センターにおける教育プログラム(キャリア開発研修)を示している。

教育専従者

教育・研修制度

▼特に力を入れていること
・一人一人を大切にし、看護師としての第一歩を踏み出せるようにサポートします
・自分の強み、弱みを認識し、課題を自分で考えて成長できるように促します
・看護の面白さ、深みを感じられるように関わります
・なりたい自分を見つけられる機会を提供します

▼役割
・大阪大学医学部附属病院看護部の「めざす看護師像」に向けた集合教育(段階別研修、キャリア開発研修)の企画・実施・評価
・現場教育担当者との連携
・臨地実習指導者との連携
・看護職員のキャリア開発に関する支援
・看護職員のメンタルヘルスに関する支援

研修の枠組み

教育・研修制度

▼段階別研修 ~阪大病院看護部が求める看護師を育てる教育~
・看護師に求められる基礎的な能力を育むことを目的とする
・クリニカルラダーのレベルⅡまでの看護師をクリニカルラダーのレベルに応じて教育する
・「看護実践」「教育」「管理」「研究」の4領域を段階的に教育するプログラムで、集合教育と現場教育から構成される
・個人、組織の目標管理サイクルと連動する

▼キャリア開発研修 ~看護の専門性を高める教育~
・特定の専門分野で質の高い看護サ-ビスが提供できる能力を持った看護職者(エキスパート)を育成することを目的とする
・自己の能力を積極的に高め、特定分野における高度な看護実践能力を持って他の看護職者のケア技術向上に資する看護職者の育成をめざす
・他施設の看護職者にも学習の機会を与える

職場の雰囲気

私の一日

キャンパス外にある看護師宿舎(津雲台グローバルビレッジ)からはモノレールで3駅です。自転車でも通える距離です。

病院は吹田キャンパス内にあり、緑豊かな環境です。

キャンパス内にある図書館は看護職員も利用できます。自習スペースもあります。

日常風景

ペアで確認
周産期病棟での沐浴の様子
車いす介助の様子

先輩ナースのメッセージ

プリセプター西11階(消化器外科)

▼大阪大学医学部附属病院の魅力は?
私は現在、消化器外科病棟に勤務し肝臓移植や食道癌、膵癌など重症度の高い患者さんの看護を行っています。日々状態が良くなり退院されていく患者さんをみると看護のやりがいを実感します。また、阪大病院は新人看護師だけでなくキャリアに応じた教育体制が整っており、しっかり学べる環境が整備されていることも大きな魅力だと思います。

▼プリセプターとして努力していることは?
プリセプターだけでは新人看護師は育てられないと思っています。新人看護師の特徴を捉え、プリセプター以外のスタッフにも新人看護師のことを知ってもらうようにスタッフ全員とコミュニケーションをとるようにしています。そうする事で新人看護師とスタッフの距離も縮まり、病棟全体で新人看護師を育てていこうという意識ができると考えています。

▼プリセプターとして新人看護師に接する際、心がけていることは?
プリセプターとして新人看護師が話しかけやすいように常に笑顔で接するようにしています。

西9階病棟(心臓血管外科)

西9階病棟(心臓血管外科)

治療と検査、処置
治療は主に手術療法です。主な手術は開胸手術であり、心臓の疾患に関しては冠動脈バイパス手術、心臓弁置換術もしくは弁形成術、補助人工心臓装着術、再生医療、心臓移植を行っています。大動脈疾患に関しては、グラフト置換術を行っています。また、経カテーテル的ステント留置術

看護の特徴
入院時から疾患に合わせた全身管理と術前準備を行い、手術後はリハビリテーション、自宅に帰る際の生活指導と退院支援を行っています。また、補助人工心臓や心臓移植、再生医療などの最先端医療も行っており、治療の特性に合わせた看護を行っています。
当病棟での看護師の役割の中で重要なのは、身体異常の早期発見と急変対応です。少しの変化も見逃さないように観察し、様々な情報をもとにアセスメントを行い、患者の負担を軽減できるよう心がけています。


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